鳥栖市SDW新築注文住宅コラム【ＺＥＨ(ゼッチ) について】

鳥栖市、基山町、みやき町、上峰町、吉野ヶ里町、小郡市、久留米市、筑紫野市エリアで二階建て住宅、平屋、二世帯住宅、建売住宅、建替えなどで新築注文住宅をお考えの皆様こんにちは、サカグチデザインワークス（SDW）です。

今回はZEH(ゼッチ)について少しお話しいたします。

エネルギー消費ゼロを目指す住宅

🔳政府も積極的に取り組む自給自足のエコハウス

ZEH(ゼッチ)はNet Zero Energy House (ネット ゼロ エネルギー ハウス)の略で、住宅の省エネ性能や断熱性能を高め、太陽光発電などによってエネルギーを作り出し、家庭で使用するエネルギー消費量を「ネット(正味) ゼロ」にするエコ住宅です。

国もエネルギー政策の一環として積極的に推進しており、住宅については2020年までに過半数の新築住宅で、ZEHの実現を目標としていました。

🔳注目される補助金を受けるにはどうすればいい？

ZEH住宅推進のため、国は2012年から補助金制度を開始いたしました。補助金を受けるには、一般社団法人環境共創イニシアチブ（SII）が行っている公募に申請します。これは、住宅を新築する場合でも、中古住宅のリフォームの場合でも同じです。

対象は、申請者が常時住居する住宅で、申請者自身が所有する（新築住宅の購入予定も含む）専用住宅で、SIIが認定するZEHビルダー登録を受けている会社で建てることが前提となっています。

交付の要件としては、住宅の外皮性能が強化外皮基準以上であることや太陽光発電などを採用しているなどがあります。つまり、エネルギーの消費量と生産量がプラスマイナスゼロになるような住宅づくりが必要になります。

補助の対象となるのは、エネルギー消費を節約するための、高断熱サッシや断熱材、空調設備や給湯設備、蓄電システムなどで、太陽光発電などのエネルギー生産設備については対象外となります。補助金額はZEHの要件を満たした場合や、さらに厳しいZEH+(ゼッチプラス)の要件を満たした場合などで金額が変わってきます。詳しい内容はSIIのHPで確認してみてください。（http://sii.or.jp/）。

🔳ZEH仕様の住宅を建てる際に発生する制約

ZEH仕様の住宅については次のような制約があります。

●建築会社の選択肢が限られる

ZEHビルダー登録を受けている会社でしか建てることができません。

●設備投資がかさむ

補助金の対象とならない太陽光パネルなどの設備投資が必要になります。

●開口部のダウンサイズ

密閉性を高めるため、窓やドアなどの開口部のサイズを小さくする必要があります。

●賃貸併用住宅は自宅部のみが対象

賃貸併用住宅でも申請は可能ですが、自宅部分のみが対象で、自宅部分のみのエネルギー計測が可能なことが条件になります。

いろいろと制約があってめんどくさいと感じると思いますが、当社もZEHビルダー登録は受けておりますので、興味があられる方、これから検討される方もお気軽にお声かけ下さい！

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