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2023.03.17
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鳥栖市SDW新築注文住宅コラム【🏠 地震に強いのはどんな家?】
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鳥栖市、基山町、みやき町、上峰町、吉野ヶ里町、小郡市、久留米市、筑紫野市エリアで二階建て住宅、平屋、二世帯住宅、建売住宅、建替えなどで新築注文住宅をお考えの皆様こんにちは、サカグチデザインワークス(SDW)です。
地震に強いのはどんな家?
家だって頭が重く足腰が弱ければ不安定になります。
最近、世界各地で大きな地震が頻発し、ニュースにもよく取り上げられています。そこで、これから新築を予定されている方々へ地震に強い家とはどんな家なのかをお伝えしてまいります。
〈日本の耐震基準は厳しい〉
まず、わが国の地震の歴史は、耐震基準変更の歴史であるといってもいいと思います。
過去の地震のたびに改正されてきた耐震基準は、特に阪神淡路大震災以降、厳しいものになりました。2011年の東日本大震災でも、建物倒壊の多くは津波によるもので、地震の揺れによる倒壊はほとんどありませんでした。このことからも、現代の厳しい建築基準法をクリアすることで地震に対する対策はかなりハイレベルなものになっていると思います。この耐震基準は、地盤や基礎、壁の量や配置といった構造的な面で定められています。しかしながらこの基準を満たしていても、建物の形状などによっては、耐震強度が変わってくることも知っておきましょう。
〈地震に強い家の条件とは〉
普段はもとより、地震や台風のときには、建物の縦方向・横方向にさらに強い力がかかります。 このときにチカラを上手に受け流すことが出来るのは、長方形を代表とするシンプルな形です。凹凸が多く複雑な形の家はねじれが生じやすく、チカラを受け流しにくいので地震対策の観点からみるとあまりお勧めできません。 また、1階の面積よりも2階の面積が大きい家や、1階部分に広い空間がある家などはバランスが悪く、地震に弱い形と言えるでしょう。建物の重さも大切な要素です。特に屋根が重いと揺れが大きくなる傾向にあります。 デザインを追求した結果、形も複雑なものになってしまっていたら、設計担当者に相談してみて、通し柱や耐力壁を増やすなどの対策をしましょう。
🔳住宅品確法による耐震等級
等級 1 (建築基準法と同等)
数百年に一度発生する地震(東京では震度6~7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度。
等級 2
等級1の地震力の1.25倍の地震に対抗できる。
等級 3
等級1の地震力の1.5倍の地震に対抗できる。
🔳地震に強い家、弱い家
❍ 複雑な形、2階部分が出っ張っている家は地震に弱い!
建物は、重心が低いほど地震の揺れを軽減することが出来ます。
・層2階を基本にした形状であれば、1階と2階の面積が同じなため、地震の揺れもある程度抑えられます。
・家全体が複雑な形状では、1階よりも2階部分が出っ張っていたりと、重心が安定せず地震の揺れが大きくなります。
❍ 屋根の重い家は地震に弱い!
・地震の揺れは、建物の重量に比例して増大します。屋根が重いと建物の重心が高い位置にくるため、揺れは一層大きくなります。
・重量がある陶器瓦などの家は耐火性に優れる反面、揺れが大きくなりがちです。
・軽量スレート瓦の重量は陶器瓦の1/2以下で、建物の軽量化と重心の安定化に繋がり、揺れ対策が図れます。
地震対策あれこれ
耐震等級を取得した住宅では、その等級によって地震保険が割引されるなどのメリットがあります。 近年「耐震」「免震」を謳ったマンションなどを見かけますが、一般住宅でも基礎や構造の強化、特殊装置使用による耐震・免震対策は可能です。大きな効果があると言われていますが、コストがかかるのが難点です。今はかなり厳しい耐震基準がありますので、建築基準法に準じた耐震性能を確保した設計でも十分かもしれません。
当社の建物も建築基準法に則り、耐震対策もしっかり図っております。新築、建替えをご検討の際は是非一度、当社にもお声かけ下さい‼
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