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2024.05.10
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鳥栖市SDW新築注文住宅コラム【住まいのトレンド ②】
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鳥栖市、基山町、みやき町、上峰町、吉野ヶ里町、小郡市、久留米市、筑紫野市エリアで二階建て住宅、平屋、二世帯住宅、建売住宅、建替えなどで新築注文住宅をお考えの皆様こんにちは、サカグチデザインワークス(SDW)です。
前回に続き、最近の住まいのトレンドについてお伝えしていきます。
換気をよくして気持ちよく暮らそう
🔳「24時間換気」が義務化
現代の住宅は気密性が高まり、隙間風が減って冬でも過ごしやすくなりました。しかし、その反面、室内の汚れた空気と、外の空気を入れ替える「換気」が十分にできずに、湿気や汚れた空気がこもりやすくなるという問題が発生しています。
湿気がこもると、アレルギーやアトピー性皮膚炎を引き起こすダニやカビが増殖します。また、壁の表面だけでなく、壁の内側までもが結露しやすくなってしまい、家の寿命にも大きな影響を与えてしまいます。適切な換気によって室内の湿気を排出し、結露を防止することが、健康的な暮らしと住まいの長寿命化に繋がります。
しかし、現代の生活スタイルでは、室内を締めきってエアコンを使ったり、防犯上の理由から窓を開けっぱなしにしておけなかったり など、定期的に十分な空気の入れ替えをすることは難しいものです。そこで、2003年から計画的に「24時間換気」を行う機会換気設備の設置が法律で義務付けられています。
こうした動きの背景には、「シックハウス症候群」の問題があります。建材から発生する有害物質のほか、殺虫剤やタバコもシックハウスの原因となるため、全ての住宅が対象となります。
🔳機会換気の方式は3種類
24時間換気とは、換気設備を常時作動させるようにしておくことです。
法律では、換気回数が1時間に0.5回(2時間で室内の空気が完全に入れ替わる計算)以上の換気量をもつ換気設備を設置することが定められています。機会換気には次の3つの換気方法があります。
● 第一種換気方式 : 機械で給気して機械で排気する。機械動力による強制給排気
● 第二種換気方式 : 機械で給気して自然に排気する。機械動力による給気と自然排気
● 第三種換気方式 : 自然に給気して機械で排気する。機械動力による排気と自然給気
🔳高断熱・高気密住宅には第一種換気
住宅の省エネ化が進む中、高断熱高気密住宅を選ぶ家づくりが一般化してきました。小さなエネルギーでの冷暖房を維持するには、2時間に1回の窓開け換気は現実的ではありません。広く普及している第三種換気方式も機器の配置が適切でないと、汚染空気が滞留したままの個所が残ります。したがって高断熱・高気密住宅では、1台か2台のセンター配置の給排気型換気扇と各室を結ぶダクトによる計画換気が向いています。中でも、排出する空気で冷えた外気を温めてから取り入れる(冬季)、「熱交換型」が適しています。
当社では、第三種換気方式を標準仕様としておりますが、しっかりと計算を行ったうえでご提案させていただいておりますので、問題なくご利用いただけます! また、第一種換気方式のご要望にももちろんお答えできますので、ご検討の方は是非一度当社へご相談ください!!
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